にんにくの保存方法で悩んだらコレ！冷凍のやり方を徹底解説
にんにくを常温や冷蔵庫でそのまま保存していると「芽が出てきてしまったり」「シワシワ」になってしまった経験はありませんか？
にんにくは、様々な料理に欠かせない調味料として世界中で使われています。しかし、新鮮なうちにしか使えないと思っている方もいるかもしれません。
実は、にんにくは冷凍することができるため、長期保存にも適している食材です。今回は、にんにくの冷凍保存について、やり方や注意点を詳しく解説します。
にんにくの冷凍保存のやり方
にんにくを冷凍保存する際は、前提として新鮮で皮のしっかりとしたにんにくを用意しましょう。傷んでいるにんにくは、冷凍しても風味が落ちてしまうため、使用しないことをお勧めします。
にんにくの冷凍方法①「皮ごと」そのまま冷凍する
冷凍保存方法
にんにくが球のままでしたら１片ずつバラバラにして３片ずつラップして包みます。まとめて冷凍用保存袋にいれてしっかり密閉したら冷凍保存します。
解凍方法
解凍して料理に使う際には、凍ったまま根元部分を切り落とします。水に１分程度浸けると、切り落とした根元部分から簡単に皮を剥がすことができます。
にんにくを冷凍すると皮は凍りますが実が凍ってしまうことはありませんので包丁を傷ませることなく取り出すことができます。そのままお料理などに使いましょう。
にんにくの冷凍方法②「カット」して冷凍保存しておく
にんにくを長期保存するのであれば先ほどご紹介した「皮ごと冷凍する」方法が良いですが、あらかじめお料理の用途に応じてカットしてから冷凍保存する方法もあります。
メリットとしてはお料理の際すぐ使えて便利ですよね。逆にデメリットとしてはやや香りが飛んでしまい風味が落ちること、保存期間が２週間程度しかない点になります。
冷凍保存方法
下処理としてにんにくの皮を剥ぎ、冷水で洗ったら、少し乾燥させましょう。
にんにくをスライスやみじん切り、すりおろしなど用途に合わせてカットしていきます。手のひらより少し小さい程度に薄く広げラップをしておきます。お料理に使う分量が決まっているのであればその分量で分けておくと便利です。
小分けしたラップをまとめて冷凍用保存袋に入れて冷凍庫で保存しましょう。にんにく臭が強いのでしっかり密閉して保存することをお勧めします。
解凍方法
小分けしたラップを剥がし凍ったままお料理に使いましょう
すぐに使いきれるなら冷蔵で１〜２ヶ月保存
ご自宅の冷蔵庫にチルド室があれば１〜２ヶ月程度保存ができます。
にんにくの玉を房をバラさずにそのままキッチンペーパーで包み保存袋にいれて保存します。バラして余ってしまうにんにくは冷凍することでさらに保存期間を延ばすこともできます。
にんにくを保存する際の注意点
にんにくを新鮮な状態で長期間維持するためには正しい保存方法で保管する必要があります。以下はにんにくを保存する際の注意点になります。
湿気を避ける
にんにくは湿気に弱く、湿気の多い場所では傷みやすくなります。保存する際には、乾燥した場所に保管し、湿気を避けましょう。
直射日光を避ける
にんにくは直射日光に当たると、熱や紫外線によって劣化してしまいます。保存する際には、日光が当たらない暗所に保管しましょう。
風通しの良い場所に置く
にんにくは通気性が良い袋や容器に入れ、風通しの良い場所に置くことで新鮮な状態を保つことができます。
保存期間を守る
にんにくは、保存期間を守らずに長期間保管すると、劣化してしまいます。保存期間は冷凍や冷蔵によっては先に解説した通りですが、とれたての新にんにく(生にんにく)などは冷蔵で１週間程度が目安となります。
適切な温度で保存する
にんにくを保存する際には、適切な温度で保管することが重要です。にんにくは冷暗所が適温で、15℃以下の場所に保存することが望ましいです。
用途に合わせて保存してにんにく料理を楽しみましょう
にんにくはとても栄養価が高く様々な料理に使用することができる万能野菜です。
なかなか使いきれない時は冷凍して長期保存がおすすめです。逆に使い切れる目処が立つ場合は冷蔵保存で新鮮なうちに召し上がることをお勧めします。
新にんにく(生にんにく)など収穫したての新鮮なにんにくを召し上がるなら１週間程度でお召し上がりになると良いですよ。
ちあきファームでは農薬や化学肥料を一切使用せずに有機栽培で育てたにんにくを販売しております。気になる方はそちらも合わせてご覧ください。
それでは本日も最後までご覧いただきありがとうございました。
