初心者でも失敗しない！農家が選ぶ新生姜を活かした季節のレシピガイド
新生姜の季節が到来しました。
その香り高く、ピリッとした辛味が特徴の新生姜を使った料理は、これからの寒い季節にぴったり。
今回は農家がお勧めするの新生姜レシピを３つご紹介していきたいと思います。
料理初心者のわたしでも簡単にそして美味しく作れるレシピなので、是非試してみてくださいね！
新生姜を取り入れて、美味しく温活を楽しんでいきましょう。
1.新生姜の甘酢漬け(ガリ)
お寿司が好きならお馴染みのガリも、新生姜を使ってご自宅で簡単に作れます。市販品とは違いフレッシュさがあり、風味を一層引き立てます。普段の生姜(ひね生姜)と違い採れたてのフレッシュな新生姜で作るガリは、お料理の添え物としてだけでなくお酒のおつまみにもバッチリです。
新生姜のガリ作りやすい分量での材料
・新生姜 300g
・下ごしらえ用の塩 小さじ1/2
A. 甘酢づけ材料
・純米酢 120ml
・砂糖 大さじ５
新生姜のガリの作り方
① 新生姜の下処理
まず、新生姜を切りやすい大きさにパキッと割って綺麗に洗い、茶色くなっている部分や傷みがある部分はスプーンや包丁でこそげとります。
次に葉の根元の部分になる赤い部分を少しだけ残して先端を切り落とします。赤い部分は漬けたあとでも少し硬いので苦手な方はしっかりとってしまってもいいですが、ガリの色付けにもなりますし、漬けてしまってあとから取り除いてもいいです。
最後に包丁やスライサーを使って繊維に沿ってできるだけ薄く切ります。わたしはスライサーを使ってかなり薄めにして作ります。※薄い方が食感も良いですし味もしみます
②新生姜の茹で方と漬け込み
鍋にたっぷりとお湯を沸かし、先ほど下処理を済ませた新生姜をさっと１〜２分ほど茹でます。茹で上がった新生姜をザルに引きあげます。
しっかりと水気を切ってから、ザルの中に塩小さじ1/2を全体にまぶして、もみ、まんべんなく塩を馴染ませます。そのまま粗熱が取れるまで冷ましましょう。
冷ましている間にAの調味料を耐熱容器に入れてまんべんなく混ぜたら、電子レンジ500w１分程度加熱して酸味を少し飛ばします。
最後に冷めた新生姜の水気をしっかりきったら作った甘酢の中に入れてお箸などを使いほぐして馴染ませます。そのまま冷蔵庫に入れて一晩寝かせれば完成です。
2.新生姜の炊き込みご飯
新生姜の炊き込みご飯は、新生姜特有の爽やかな辛味と香りが引き立つシンプルながらも格別な一品です。新生姜とご飯を炊き合わせるだけで、いつもの食事が一気にレベルアップします。
新生姜の炊き込みご飯の材料(2合分)
・米 ２合
・新生姜 ５０g
・油揚げ 1/2枚
A 調味料
・だし汁 300ml程度
・うす口醤油 大さじ2と1/2
・みりん 小さじ４
・酒 小さじ４
新生姜の炊き込みご飯の作り方
① 新生姜の炊き込みご飯の具材を準備
新生姜の炊き込みご飯で使うお米は、研いで３０分から1時間程度浸水させておきます。
新生姜は、しっかりと洗い、茶色くなっているところや気になる傷みなどがあれば、スプーンや包丁を使ってこそげ落とします。
その後に４〜５cmの細めの千切りにして、一度水にさらします。
油揚げは5mmほどの粗みじん切りにしましょう。
②新生姜ご飯のだし汁と調味料を合わせる
浸水したお米を炊飯器や鍋などご自宅でお使いのものを使用して炊いていきます。
コツはしっかり水気を切ったお米とAの調味料を合わせる事です。
注意点としてだし汁を最後に調整することを覚えておいてください。
炊飯器の場合であれば、しっかりと水気をきったお米を内釜に入れ、そこに醤油、みりん、酒を先に加え、それからだし汁を２合の目盛を優先に注ぎ入れましょう。
全体をサッと混ぜ合わせたら炊くっ準備が完了です。
③新生姜の炊き込みご飯の炊き方
②で下ごしらえした釜に具材を上から加え、炊き込み開始します。炊き上がりましたら、そっと底から混ぜ合わせて完成です。
3.新生姜で作る紅生姜
紅生姜はあったら嬉しい一品です。色鮮やかなこの漬物はただの脇役にあらず。丼ものの一角で映え、肉料理の隣に添えればその酸味と辛味が味のリフレッシュを促します。
紅生姜の作りやすい量での材料
新生姜 250g
塩 大さじ１/2
赤梅酢 100ml〜150ml
紅生姜の作り方
①新生姜の下処理
新生姜は茶色くなっている部分や痛みが気になる箇所をスプーンなどを使いこそげおとしたら根本から切り分けて、汚れをさっと洗います。
②新生姜を下漬けする
新生姜は繊維にそうように皮ごと２〜3mm幅にスライスします。
切った新生姜をボウルに移し、新生姜の重量に対して約3%の塩を振り、全体を混ぜて1時間ほど馴染ませます。
※重石が自宅にあれば重石をして馴染ませると良いです。
③新生姜を本漬けする
1時間ほどおくと、塩がなじみ新生姜から水分が出てきます。軽く水気をしぼりましょう。
本漬けにする前に薄切りにした新生姜を千切りにしてから漬け込むと料理に使いやすいです。
千切りにした新生姜を煮沸などを済ませた清潔な容器に移し、赤梅酢をひたひたになるまで加えます。
冷蔵庫で半日ほど保存すれば赤く綺麗に染まった美味しい紅生姜の完成です。
まとめ
今回は農家が進める新生姜の簡単レシピということでいくつかの調理方法をお伝えしていきました。
どれも簡単に作れますし、紅生姜やガリは冷蔵庫で長期保存が可能となります。
生姜は身体の体温を温める効果があったり、何かと健康に良い食材としても知られています。
霜が降りる12月までのフレッシュな新生姜を使って、ぜひ皆さまも温活ライフを美味しくお楽しみください。