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生姜(しょうが)の育て方|植え付け時期や方法について【動画つき】

冬になると体を温めてくれる食材として一躍活躍してくれる「生姜」旬な食材として秋を代表する食材ですが、栽培は桜が咲く4月中旬あたりから行われます。

自分でも生姜を育ててみたい。でも「どうやって植え付けるか分からない」「いつ植えればいいのか分からない」はじめての栽培は分からない事も多いと思います。

そこで今回は生姜の植え付け時期や植え付け方法について詳しく解説していきたいと思います。皆さまのお役に立てば幸いです。

生姜(しょうが)の植え付け時期

生姜の植え付け/ちあきファーム
生姜の植え付け/ちあきファーム

生姜(しょうが)の歴史は古く、原産地はインドを中心とした熱帯アジアから日本に渡来したという説があります。ゆえに湿気があり、暖かい気候での生育が良好で、

栽培適温は25℃〜30℃とされています。栽培するエリアによっても異なりますが、主に栽培が盛んな中間地では4月中旬あたりが植え付け時期になっています。

「生姜」植え付け時期の注意点

生姜の植え付け注意点

生姜は寒さや乾燥に弱い作物になります。4月でも寒暖差が激しい時期ではありますので、13℃以下に気温がなったり、遅霜が降りてしまうような地域や天候の場合は植え付けを避けるようにして、しっかり暖かくなってから植え付けを行うようにしましょう。

最低気温15℃くらいで地温が15℃くらいが目安になります。

生姜を植え付ける畝と溝をつくる

生姜の畝作り/ちあきファーム
生姜の畝作り/ちあきファーム

時期について理解が深まったところで生姜を植え付けるための畝を作っていきましょう。

諸説ありますが60cmから80cmの畝幅に10cmから15cm程度の高さの畝を作りましょう。畝の真ん中に深さ13cmから15cm程度の定植溝を作って生姜を植えていきます

「生姜」植え付ける畝作りの注意点

生姜の植え付け方法

生姜の畝を作る際に最低注意しておきたいことがあります。

「保湿力のある土」「水はけ」「連作をさける」この3つについては初めて生姜を育てるのであれば注意してください。

生姜は乾燥に弱く水分を好みますが、畑の水はけが悪いと病気が出やすい作物です。高畝にしたり排水溝を作ったり工夫しましょう。

特殊な栽培方法でない限り連作も良くないので避けた方が良いです。以前管理機を使って生姜の畝を作る動画を撮ったので参考にしてみてください。

生姜(しょうが)の植え付け方法

生姜の植え付け方法

生姜を植え付けるための準備が整ったらいよいよ生姜を植え付けていきましょう。

生姜は種のコブの部分から芽が出て太陽を目指して地上へ伸びていきます。そのことをイメージしながらコブを上に向けてあげると良いでしょう。

生姜の生長に伴い隣接する株と均衡しないように種芋の向きを畝ごとに合わせて植え付けると良いです。こちらも過去の動画で詳しく解説しているので合わせてご覧ください。

植え付け方法だけでなくあった方がいい道具などもご紹介しています

定植溝に生姜を置いたら最後に土を被せてあげて植え付けは完了です。

生姜の種の準備や土作りなど、植え付け前に行なっておきたい事も過去の記事でまとめてあるので気になる方は下の記事も参考にしてみて下さい。

「生姜の植え付け番外編」管理機を使って植える

番外編ですが管理機をお持ちの方がいましたら要チェックです。

私たちはクボタのTS450WNという管理機を使用しておりますが、少しカスタムすることで生姜の定植がとても簡単にできました。気になる方は動画も参考にしてみてください

生姜(しょうが)の植え付けまとめ

今回は生姜の植え付け時期とその方法について解説をしてきました。これから6月にかけて生姜を育ててみたい方の参考に少しでもお力添えが出来たなら本望です。

私たち「ちあきファーム」では農薬や化学肥料を一切使用せず、乳酸菌もみ殻ぼかしを使った循環型農法で野菜作りを行なっています。

この機会にぜひそちらもご賞味くださいませ!最後までご覧いただきありがとうございました。

ちあきファームの野菜はこちらから
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