2022.12.16 黒にんにくの効果と効用について にんにく Share Tweet Hatena Pocket feedly Pin it RSS ちあきファームでは、自社農園にて農薬や化学肥料を一切使用せず、有機栽培で育てた新鮮な”にんにく”だけを厳選し、約1,080時間かけて熟成発酵させ「ちあきの黒忍辱」を生産いたしました。長時間熟成された無添加の黒にんにくは、通常のにんにくより遥かに栄養価が高く、健康食品として唯一無二の黒にんにくに仕上がりました。また、にんにく本来の独特な臭いはせず、芳醇で濃厚な甘味を引き出すことに成功。小さなお子さまから大人まで幅広い層にお召し上がりいただけます。是非この機会にお試しください。 黒にんにくとは 「黒にんにく」とは、通常のにんにくを一定の温度と湿度を保った状態で、約1ヶ月程度熟成させたものです。一般的な白い”にんにく”とは違い、熟成した”にんにく”の表面には色が付き、皮をむくと中の”にんにく”は真っ黒に変化します。 日本発祥の「黒にんにく」は2006年、日本人研究者により、その驚くべき効果が明らかとなりました。通常の白い”にんにく”を遥かに超える栄養価の高さから健康食品として注目を集め、がんの予防に効果的と提唱する医学者があらわれるほど、脚光を浴びることになりました。そんな日本生まれの「黒にんにく」は栄養価の高い健康食品として、世界中へ広がっています。 黒にんにくと白にんにくの違い でわ、具体的に「黒にんにく」と通常の白い「にんにく」は何が違うのでしょうか?実は「黒にんにく」と「白にんにく」では、見た目だけではなく、味わいから臭い、栄養価など、全てが変わってしまいます。 黒にんにくと白にんにくは見た目だけでなく味も臭いも全てが違う 黒にんにくは白いにんにくと比較すると、にんにく特有のきついニオイが全然しません。理由は、臭いの原因となるにんにくのアリシンが、熟成過程で「S-アリルシステイン」という無臭のアミノ酸に変化するからです。お口のニオイを一切心配する事もないので、安心して毎日続けられると話題を呼んでいます。 黒にんにくは長時間熟成することによって、にんにく本来の味も変化します。「ちあきの黒忍辱」では、独自の1,080時間発酵熟成によって、自然の栄養が凝縮した芳醇で濃厚な味わいへと変化しました。それはまるでフルーツを食べているかのような味わいとなりにんにく本来の強い刺激のある味、きついニオイのある食べ物とは全く異なるものへと変貌をとげるのです。 黒にんにくは白にんにくより栄養価が倍増する? 白いにんにくが発酵によって黒く変化するのは、メイラード反応によるもの言われています。その際に抗酸化作用があると言われる「ポリフェノール」「アミノ酸」などの成分が飛躍的に増加します。さらに抗酸化作用のある「S-アリルシステイン」エネルギー代謝に欠かせない「パントテン酸」コラーゲンの主要成分である「プロリン」などが増加することが分かっています。 栄養の宝庫と言っても過言ではない「黒にんにく」ですが実際の栄養価は本当に高まっているのか?正直目に見えない部分なので疑ってしまいます。自分たちの作っている黒にんにくがどの程度の栄養価があるのか?気になったので、分析をしてくれる機関に提出して検査してもらうことにしました。するとどうでしょう…本当に栄養価があがっていたのです。 黒にんにくの効果と効能について 免疫力の向上や疲労回復などの健康促進、それだけでなく、お肌のトラブルや美容にも効果的と言われる黒にんにくですが、実際の効果を証明する方法は限られてしまします。ちあきファームでは、株式会社ベジテックおよび一般財団法人日本食品センターに分析依頼をお願いしたところ驚きの結果が上がってきました。実際の診断結果をお見せしながら、黒にんにくの効果や効能についてお伝えしていこうと思います。 黒にんにくの効果:抗酸化成分(S-アリルシステイン)が増加 日本や海外の多数研究機関によってガンと戦うNK(ナチュラルキラー)細胞を助ける働きがあると確認された成分「S-アリルシステイン」が自社農園で採れた白いにんにくより2.89倍も増加したとの検査結果でした。抗酸化成分であるS-アリルシステインは「にんにく」にしか存在しないアミノ酸の一種で、抗酸化作用に特化していて、高血圧の改善、動脈硬化や心臓疾患、大腸がんの予防などに力を発揮する注目の成分です。 黒にんにくの効果:ポリフェノールが赤ワインの2倍!? 老いや現代病の要因とされるサビと戦う抗酸化成分がポリフェノールです。ガンや生活習慣病の要因である活性酸素などの有害物質を無害な物質に変える効果があり、即効性があるのも特徴の一つ自社農園で採れた白いにんにくより6.28倍成分が増加し、ポリフェノールを豊富に含む赤ワインと比較しても2倍になる結果が検出されました。 黒にんにくの効果:糖度がイチゴより4.4倍高い 一般的に甘いと言われるイチゴの基準は糖度が9.3度になります。「ちあきの黒忍辱」は糖度41度という結果になりこちらも甘いイチゴの4.4倍の糖度を計測する事ができました。この糖度はフラクトオリゴ糖とも呼ばれ、本来の糖とは違い、善玉菌の栄養となって「腸内フローラ」を整える働きもあります。美容と健康の鍵とも言われ注目されています。 黒にんにくの効果:世界のアスリートも注目!アルギニンが豊富 若々しさを作るアルギニンは必須アミノ酸の1つ。成長ホルモンの分泌を促し、筋肉組織の強化や免疫力を高める効果があります。血流改善効果も高く、アンチエイジング効果が期待される活力の源になる成分です。 黒にんにくの効果:栄養の宝庫には身体が喜ぶ成分が満載 黒にんにくにはカラダが喜ぶ成分がまだまだ沢山あります。善玉コレステロールを増やしたり、基礎台車や新陳代謝を促進させるパントテン酸はダイエットや美肌効果がありますし、天然保湿成分 (NMF)として注目されているプロリンは美肌効果だけでなく関節痛の改善にも効果が期待されています。体内では生成する事ができない必須アミノ酸も豊富に含まれています。 黒にんにくの効果・効能まとめ 以上、黒にんにくの成分分析や医学者の報告をまとめてみたところ、非常に栄養価が高いことが分かりました。黒にんにくからしか摂取する事のできない栄養も沢山ありました。黒にんにくがスーパーフードとして世界中から注目を集め、幅広い世代から健康食品として愛されていることにも納得できます。でわ、そんな栄養価の高い「黒にんにく」ですが、熟成発酵させるのであれば、原料となる白いにんにくは何でもいいのか?全て同じような栄養で味わいになるのか?気になるところです。 黒にんにくが出来るまで ここからは自社農園での栽培記録を元に原料となる”にんにく”がどのように作られているのか?また、どのような熟成工程で仕上げられていくのか?黒にんにくが出来るまでを見ていきましょう 黒にんにくが出来るまで①土作り にんにく栽培は収穫後の6月からすぐに始まります。土壌に酸素を入れるために何度もトラクターで耕して有機物や微生物もいれていきます 黒にんにくが出来るまで②にんにくの種割り 9月上旬になると植え付けの準備が始まります。自社農園で収穫したにんにくを保存して、一片づつ丁寧に検品しながら手作業で種にしていきます。 黒にんにくが出来るまで③にんにくの植え付け 関東では、にんにくの植え付けは9月中旬から10月中旬くらいに行います。向きをそろえて一つひとつ手作業で種を植えていきます 黒にんにくが出来るまで④にんにくの為の肥料作り ちあきファームでは、化学肥料は一切使用しません。お米から取れるもみ殻と米ぬかを合わせて「乳酸菌もみ殻ぼかし」を毎月1t以上手作業で作っています。これは原料となる「にんにくの本来の力」を自然の力で引き出したいと考えているからです。 黒にんにくが出来るまで⑤発芽と除草作業 にんにくは植え付けから2週間程度で発芽します。にんにくが雑草に負けてしまわないように、特に初期段階では念入りに雑草を処理していきます。もちろん発がん性のある除草剤などは一切使用せずすべて手作業で除草しています。 黒にんにくが出来るまで⑥にんにく追肥作業 年末に一度、年明けの3月くらいに一度、にんにくに栄養を与えるために手作りで作った肥料を与えていきます。にんにくの成長に合わせて回数は調整しています。 黒にんにくが出来るまで⑦にんにくの収穫 土作りから1年がたち、ようやく収穫ができます。農薬や化学肥料を一切使用せず有機栽培にて作られた”にんにく”はエグ味が少なくとてもマイルドで濃厚な味わいに仕上がります。その後乾燥した”にんにく”は工場へ出荷され熟成期間に入っていきます。 長時間熟成発酵されて黒にんにくが完成 芳醇で濃厚な味わいに仕立てるために原料だけでなく、製法にもこだわりました 長時間熟成1,080時間 振動を浴びた熱の移動を利用した加工方法で約45日間(1,080時間)発酵・熟成させました。にんにくに振動と必要な熱を供給することで「キャビテーション効果」を発揮し、まろやかさが増し濃厚で芳醇な味わいに仕上げることができました。 こだわりの製法で無添加仕上げの長期保存 徹底した管理のもとで発酵・熟成される黒にんにくは、安心で安全に仕上げられます。独自の技術によって仕上がる黒にんにくは内部まで効率よく水分が除去されているため劣化を防ぎ長期保存できるように致しました。 にんにく臭のない芳醇な味わい ちあきの黒忍辱は糖度が高く、栄養分が豊富。特有の甘い風味そして独特のコクがあり、にんにく本来がもっている成分やうまみが存分に引き出され熟成濃縮しています。 黒にんにくの食べ方 最後に「黒にんにく」の食べ方と食べる量についてご紹介しておこうと思います 黒にんにくの皮は乾燥していてパリッと簡単にむくことができます。サラダなどに入れて召し上がることも可能ですし、特有のニオイもしないので、そのまま召し上がっていただいても構いません。おすすめは、ドライフルーツのような黒にんにくを是非そのままお召し上がりください!驚くくらい甘くて美味しいですよ 最後に食べる目安についてご紹介しておきます。ちあきの黒忍辱はお薬ではありませんので決まった量というのはございません。簡単な目安として1日2粒を基本として、ちょっと疲れていると感じる日や今日は頑張りたい!そんな日にはご自身の体調で調整するのがおすすめです。 まとめ いかがだったでしょうか?ここまで黒にんにくについて記事をまとめてきましたが、著者であるわたしも黒にんにくの栽培から携わっておりますので、ついつい熱が入って長くなってしまいました。しかし、ここまで読んでいただいた方には黒にんにくの栄養価や味わい継続できる健康食品ということが良く伝わったのではないかな?と思っております。是非「黒にんにく」をライフスタイルの中に取り入れて見てくださいね!それでは本日も最後までご愛読いただきありがとうございました。でわまた! Tweet Share Hatena Pocket feedly Pin it RSS この記事のタイトルとURLをコピーする 野菜の残渣処理方法と冬支度 美肌とアンチエイジングに効果的!黒にんにくは女性のミカタ? 関連記事 にんにく料理で健康生活!人気レシピ5選 黒にんにくの効果で白髪を対策できる 黒にんにくはダイエット効果があるのか?痩せる食べ方とコツをご紹介 にんにくの保存方法で悩んだらコレ!冷凍のやり方を徹底解説 穫れたての新鮮な生にんにくがもたらす健康効果と調理方法 美肌とアンチエイジングに効果的!黒にんにくは女性のミカタ?